更新が滞っています。作品は書いているんですよ。poolです。皆さん俺のこと忘れていませんか? 俺は皆さんのこと忘れていませんよ。
最近は素直クールを書く暇がなく、やきもきしております。もっぱら人間書いています。目指すはエンタメになっちゃっていますので、なかなか素直クールの出番がありません。書くキッカケがあれば、気合入れて書きますね。
三月には投稿予定の公募が二つほどありますので、只今挫けず、何かを振り絞って執筆しております。不定期更新ですが、更新するのか? と更新する自信は皆無ですが、ボチボチ更新していきます。
と、いうことで、色々諸々含みがありまして、原稿用紙5枚以内の作品を書きました。削りに削って5枚におさめた作品をアップします。“仕事帰り”
ではでは皆さん、ごきげんよう。
盟友のツッキーからパクって来ました、ピラミッドバトンです。
◆まず適当に「い」で終わる形容詞を8つ書き出します
◆隣り合う二つの形容詞から連想する言葉を、その下に計7つ書き出します
◆同様にして次は6つ、その次は5つ…という風にピラミッド式に連想を続けます
◆最後に連想した言葉が1つになったら完成です
暗い 長い 速い 果てしない 烈しい 偉い 憂い のっぴきならない
橋 新幹線 コンコルド リビドー グレートサスケ 冷めたピザ 愛
夕日 資本金 高速ピストン デルフィンVSサスケ 政治 アメリカ
漢達の情熱 ジゴロ 迸る血潮 所得税可決の議会 ファーストレディ
浪漫 ハードボイルド デモ セクハラの問題定義
都落ち 全共闘 痴漢車両の必要性
総括 国鉄
★ひとりよがり
2:この逆ピラミッドは下にある言葉ほど、 あなたにとって大きなテーマだと考えられます。自分の作ったピラミッドをみてどうですか。感想をどうぞ。
微妙に合ってるのがイヤなんですが……。
結構面白いら、興味がある人やサイトのネタにどうぞ。
最近は黒服日記ばかり更新しているpoolです。どうぞ宜しくお願いします。
さて、十一月十二月と、中編を一ヶ月ペースで仕上げてきましたが、一月の予定は一作と以前書いていた“死線”の続きになります。
流石に死線のペースを知っている方はわかると思うのですが、一週間に原稿用紙20枚ぐらいしか上がらないぐらい書き込んでいる作品なので、予定では三月に上がればいいなぁ。そう考えています。支援のえろく様には頭が上がらないのですが、正直に申します……また困ってください(笑)poolの愛情表現なのです、決してツンデレでは御座いませんよ、うふふ。
で、あとの一作が、約一年前に書いた小説の体をなしていない作品“あとのまつり。”のリライト版“痕の茉莉~あとのまつり~”です。多分この作品より以降はラノベを書く事が少なくなると思いますが、みなさま暖かい眼差しで、俺を貫いて下さい。
最後に恥かしい作品“あとのまつり”を上げますので、心なしか低い声色で「嘘だろ、おい」と、嘆いて下さい。poolとしては可愛らしい子供ですので、過保護に守り通します。
話は変わりますが、冬コミに参加した方々お疲れ様でした。おかげさまでウチの本も全てハケまして、皆様に感謝しております。またこういった機会に恵まれましたら、現地には行けませんが作品を届けることが出来れば、と思っております。これもひとえに冬コミに参加したcoobardさまのお陰でございます、次回夏があるようでしたら、またお願い致します。(なんてずーずーしい)待っていますよ、coobardさま(オイ
するって事で、あとのまつりスタートです。
わあ。血の海だあ。なまあたたかいね、お父さん」
――――お父さん! お父さん! 何か言ってよ、お父さん!
「つまんない。お父さんのばかあ」
お父さんを小突いてみた。。無言だね。あはははは。どうしたのかな? しょうがないなあ。
「パパ、パパ。体じゅう、まっかっかだよ。パパってば」
パパって、ゆってもだめだった。ざんねん。
「お母さん、お母さんどこにいるの?」
あっそうだ! ぜったい、台所だ。
「お母さあん」
ネチャ…… ネチャ…… ネチャ……
ろうかが。血だらけの、ろうかが。
「す、ご、い。足が、まっか。足あとできてる。おおおお。」
かんどう! へええええ。足のかたちが、白く抜けるんだ。じゃあ。赤くない場所で――
「えい」
血がついてない場所で、足あとをつける。まっかになる。
「だよね。そうだよ」
――うっとり。お母さんのいる、台所へ。行こう! 行こう!
ピチャ…… ピチャ…… ピチャ……
「お母さん、どこ? どこにいるの?」
ここも血だらけだあ。お母さん――ああ。いた!
「お母さあん。あのね。あのね、お父さんにれ―」
包丁。お母さんの背中に、包丁。あうと! あうとだよ。イスに座って包丁、『あうあう』
「あああ、白のセーターまっかっか。おーのー」
せっかくお父さんのしたこと、言いつけてやろうと思ったのに。ばかあ。
包丁から血がしたたって、水もしたたるいいお母さん。っておい。
「ふふふふふ、自分つっこみ大成功!」
そうだあ、お兄ちゃん。わたしには、お兄ちゃんがいるのだ。
「お兄ちゃん。お母さん包丁ささって、大惨事」
2階にいるのかな? そうだんしよう! そうしよう。
「お父さんとね、お母さんがね、血だらけなの。どうしよう?」
ドン ドン ドン
階段、階段、どんどんどん。上がっていったら、お兄ちゃん。みーっけ。2階のろうかで、こんばんわ。
「わあああああああ、来るな! 来るな! 来るなって!」
お兄ちゃん、自分の部屋に逃げてった。しょうがないな。
「どあ、開くかな? ――かぎ付いてないし。お兄ちゃん!」
入ってびっくり! お兄ちゃん。手に、なにもってんの? もうダメだなあ。
「カッターナイフの使いかた、まちがってるよ。いもうとに向けたら失格。」
お父さんをたおした、ゴルフクラブで『えい』お兄ちゃんグッタリ。ふきだす血しぶき、イエス。
「まだ手にもってて、いかったね――あうあう。わたし、ウイナー」
お父さんも、いっぱつ! お兄ちゃんも、ばいばい。
「お兄ちゃんも、お父さんもワン、ツー、どーん。またね」
ジジ…… ジジ…… ジジ……
「わお。ビデオはけーん。すいっちオン!」
ビデオデッキは再生中。テレビのすいっちオンにする。はだかのわたし、登場! 股からながれる白いえき。
「あちゃあ。やられてるよ。お父さん走って逃げてるう。あららあ」
わたしも目覚めて、なんだこら? 『ちょっ、何で裸なの? え? あれ? お父さん?』だって。ばかだなー、なんで気づかないのかな? れいーぷ。れいーぷ。お父さん。れいーぷ、ヨロシク。
「おおおおおおおおお、おっかけたあ! お父さんを、おっかけたよ!」
『きゃあああああああああ!』耳にきた。耳に。いたあい。いたあい。わたし、声でかすぎざます。
こんな【けいい】があったんだ。わすれてた。
――それで1階で、あんな事に……思い出した。
「ワタシコロシチャッタ。おとうさん。おかあさん」
私は裸のまま一階に降りて行き、階段に置いてあったゴルフバッグの中から、クラブを取り出す。
父の頭部に一撃。更にクラブを叩きつける。その後、台所で母と押し問答の末、背中に包丁が刺さる。そのまま椅子に座らせ、父の所に戻り記憶が飛ぶ。その後どうなったか?
「そう。私、コワレチャッタ」
ゴン
私の頭に衝撃が走り、倒れる。その時何かに当たり、ビデオが巻き戻される。
「あっ、兄貴なにして――」
ゴン
意識が薄れていく中、ゴルフクラブを持った血だらけの兄貴と――巻き戻しで再生させる、兄貴と私の性交渉が流れていた。あ、兄貴が襲ったの? ああ……だから盗撮されているのか。父は関係なかったのか。たまたま父が、来ただけで。
私が最後に見たモノは、性交渉中の映像が流れるブラウン管に、反射して映し出される兄貴の姿だった。
曲がりきった、あかぐろいゴルフクラブで――
「――――」
ゴン
わああ。まっかっか。わたし。
久方ぶりの黒服日記更新です。この十二月は冬コミにcoobard様がブースを借りて参加する、ということで俺は、仕事に追い詰められる中、無料配布本を作っていました。一応作品自体は十二月の十九日、二十八時という、もう二十日の朝やんか。そんな丑三つ時の先送りのちに出来上がりました。製本まではまだ時間が掛かりそうですが、年末の最終日には我が子のような配布本が届いていると信じています。
で、題名が“終らない夏夜に溺れるヲタク達の鎮魂歌”。不肖pool渾身の、ライトノベル系ギャグ小説になっております。隔たったマイナーギャグ路線を貫くpoolならではの、パロディ自体をストーリーに組み込んだ意欲作!
微エロありシュールギャグ満載の、pool自身ノーパンク――NO制御――で仕上げ、小説として体をなした。なしていると思う、ある意味pool自身の中で印象深い作品になりました。
この作品、無料配布本ということで製作しましたので、すでにライトノベル作法研究所の鍛錬投稿室短編の間の方へ投稿してあります。お金を払って頂いて購入する本ではございませんので、フリーとしています。
興味を持たれた方は、短編の間の直リンクを貼りましたのでどうぞ。
終らない夏夜に溺れるヲタク達の鎮魂歌 《そのうちリンク切れ有》
そういえば、あらすじを書いていなかったですね。
彼女との出会いは突然だった。「酷い、いたいけのない可憐な生娘の身体を痕《きず》物にしておいて――」 破天荒な自称乙女に出会ってしまった主人公。その出会いから日常が変化する……バイト先の先輩や友人と、悶え苦しむ日本海のような荒ぶる展開を繰り広げる。いま鎮魂歌が流れ去る。
この半年ほど一般エンタ系に走っていたので、昔のような勢いのある作品かけるのだろうか、とかなり懸念していましたが、勢いがあったと感想を頂いたので、胸を撫で下ろしました。
今回は書いていて楽しかったですね、キャラクターがほぼ固まっていたので、勝手に動いてくれました。詐欺師のような似非素直クールと、お姉系ツンデレ《少々リアリティ出しました》、ヲタクの悪友。キャラが濃すぎて纏めるのが大変だった、そんな感想ですね。
そのうちリンクが切れますので、切れましたらうちで保管いたします。
ではでは、次回の黒服日記はいつになるか分りませんが、その時は宜しくお願いします。